会いたいと思ったから
その日は、学年全員が教室に集まったんじゃないか…ってくらいに休み時間中の人口密度がすごいことになっていた。
おかげで、校内の案内をする場合じゃなくて、結局何もせずに今日が終わった。
…つまり、放課後になった。
『今日、何も話せなかったし、4人でおやつしない?』
帰りのホームルーム中に、風花から手紙が回ってきた。
返事をすることなく、ホームルームを終え、ぞろぞろとみんなが帰って行く波に逆らって、風花があたしのところにきた。
「どうでしょう、皆さん!」
「賛成~!」
「流が行くなら…」