ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~

今日も、コウさんからのメールで目覚めた。


睡眠不足だけど、このメールだけで頑張れる、なんて考えちゃう私は、かなりコウさんのペースに乗せられているんだろうな。

私の事を認めてくれた文面に、顔がほころぶ。

嬉しい気持ちのまま、制服に着替えていたら、まどかが起きてきた。


「おはよ。昨日はずいぶん遅かったみたいだね~」


「おはよう。……色々あってさ。危うくまどかまで巻き込むところだったよ」


着替えて髪をまとめたりしながら、昨夜の出来事を報告。


「ほぇ~。危なかったね。

そうそう、船だけじゃなく、ホテルとかでもよく従業員が部屋に……っていう話、あるもんね。

それにしてもパーサー、どこまでうぶな裕香ちゃんを翻弄してくれるのやら」


「だから演技だってば」


「うんうん、そういうことにしておかないとね!」


……違うはずだから、私はこれだけ色々考えちゃってるというのに。

でも、ちょっとは期待しても、いいのかな?

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