ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~

荷物の整理が終わったところで、ちょうどいい時間になった。


「まどか、そろそろ行こうか」


「うん。新人が遅刻したら、あのチーフパーサーに何を言われるかわかんないし」


「じゃあ、急ごう!」


お互いの制服をチェックして、駆け足で集合場所へ向かう。


今はまだ、エレベーターを使える時間。


まどかと2人でエレベーターに乗り、降りたらまたふらついた。


海の上だということを実感したと同時に、薬を飲むことも思い出した。


お水なしで飲めるというコウさんから頂いた薬を、そっと口の中に入れた。


< 44 / 332 >

この作品をシェア

pagetop