ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
荷物の整理が終わったところで、ちょうどいい時間になった。
「まどか、そろそろ行こうか」
「うん。新人が遅刻したら、あのチーフパーサーに何を言われるかわかんないし」
「じゃあ、急ごう!」
お互いの制服をチェックして、駆け足で集合場所へ向かう。
今はまだ、エレベーターを使える時間。
まどかと2人でエレベーターに乗り、降りたらまたふらついた。
海の上だということを実感したと同時に、薬を飲むことも思い出した。
お水なしで飲めるというコウさんから頂いた薬を、そっと口の中に入れた。