ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~

事務室へ入る。

中には大きなテーブルとモニター。

無線機らしきものと、紙が沢山貼ってある。

ホワイトボードには、これからの予定やシフトが並んでいた。


私の名前も、あった。

しっかり「3航海」分のシフトが組まれている。


やっぱり途中で降りるなんて、社会人として許されない。


あ、ダメ。


字を見ると余計に気持ち悪くなることを忘れていた。


もう、限界……。


その時、コウさんがいきなり私の手を掴んできた。

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