モテモテ彼氏は電池で動く
そこまでこき下ろされた千春が怒り狂って部屋を出て行ったもんで、二人っきりの部屋には…








"ぐびぐび〜"

とビールを飲み干す音が響き渡る。

別に良治に遠慮してる訳じゃ無いんだけど…

「オッサンの図面は図面としちゃ認めるけど…そっくりそのままって必要も無かろう。多少アレンジしたぐらいで文句言われる筋合いのもんでも無いし…ぐびぐび…」

「そうだな…原子炉搭載ともなりゃ金がいくらあっても足りん!学生が造るロボットにしちゃ不適格だしな」

ってな訳で代替エネルギーに図面を書き直した結果あっさりとロボットは完成し冒頭のホームセンターの場面へ話は飛んで行くのだった…
< 32 / 176 >

この作品をシェア

pagetop