モノクロ ―黒の中の白、白の中の黒―
4年前とは違う、無地のシンプルなカレンダー。
その右上、明日の日付に赤い丸印。
今の今まで全く気づかなかったけど、それはいつの間にか付けられていた。
「悠斗か。」
それは私の誕生日を意味するものだけど、私は自分の誕生日なんてわざわざ印を付けないし。
私以外にこの部屋に出入りするのは、彼か悠斗くらいだ。
彼が私の誕生日なんて気にするわけもないし、そしたら残りは悠斗しかいない。