俺らの姫様
「てめぇ、こんなとこでなにしてんだよ。」
「あた…俺は、理事長室まで、行く途中」
やべ、あたしって言いそうになった…
「ふーん。どうでもいいけど理事長室は真逆だぞ。」
「は?」
「だから、反対方向なんだよ。」
う、うそぉってかどうしよう…ここから理事長しつまでいける自信ないし
「俺が連れてってやろうか?」
「マジで!?頼む」
「着いてこい。」
案外、いい奴ジャン
「なぁ、お前名前なんてゆーの?」
「俺?俺は翔。お前は?」
「俺は…薫。」
「へぇ、薫か。ヨロシクな」
「……あぁ」
「お前は、なにで此処の高校に入ってんの?」
「は?」
「だーかーら、此処って金持ちか不良だろ?見た目からしてお前は金持ちだろ?」
「あぁ……。そうゆうこうと、俺は
南風の息子だよ。」