黒アゲハ Ⅲ -運命- 【全完】
流星がケータイを降ろしたのと同時に
「いつ彼女できたの?」
と、健が小悪魔的微笑みで言った。
さすが小悪魔。
タイミングがぴったり。
「さあ?」
それに対して、紳士的微笑みで返す流星も素晴らしい。
「…ん?ってことは、彼女いるってこと!?」
「そうだよ」
知らなかった…
てか、全然気付かなかったし!!
でもそうだよね…そりゃカッコいいし…
彼女くらいいるよね。
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