マネキン
「愛香ちゃん!」

「裕二くん…!よかっ…たぁ…ひっく…」

「真由美ちゃんは…?」


「…長い髪の毛が……真由美の足に絡まって…
その…まま……奥に引きずられ…て」

愛香ちゃんは、ガタガタ震えていた。

「もう大丈夫だ。
とにかく…ここから出よう…。」

玄関のドアに手をかけた。
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