マネキン
俺は、愛香ちゃんと一緒に走って家に向かった。

涙が止まらない。
「お袋…」

俺のお袋は…………。
昼間は、美容院で働いて…
夜は…俺に隠れて…パートだってやっていた…寝ないで…へとへとになるまで働いて…俺が大学行けるようにって…。
でも、弱音1つ吐かないし…笑顔で……

俺の母親は…お袋だけだ。

頼む…生きててくれ…お袋…。
< 43 / 55 >

この作品をシェア

pagetop