マネキン
「この声……!?」

お袋は、すごく驚いている。

「…裕二……お母さ…ん…よ。」


「美沙子さん…許して………。」
お袋は涙を流している。「美沙子…ってあの写真の女だ。
あの赤ちゃんは…俺?」

そのマネキン…ではなく、生首は…俺の母親だった。

「美沙子さん…あたしを───殺して。」

「…っぇえ!!?
何言ってんだよお袋」

「あたしはね…あなたのお母さんじゃないの。
あたしはあなたの本当のお母さんを…美沙子さんを……

───殺したの。」
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