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一時間の気まずすぎる授業が終了し少しホッとしてい

「鈴原ちゃん!!」


「荒木くん…」


「はい!」


「えっ…?」


「また泣きたくなったら話聞いたげるかんね」

近づき耳元で囁いた声になにかが弾ける音がした


手には電話番号とアドレスが書かれた参考書の切れ端
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