特別機関『GQ』!!
ここから
数日後…

「退院できたー‼」

私は検査をクリアし、無事に退院することができた。


今日は平日だから、由音は学校に行っていていない。



「さあて帰るか。」

私がタクシーをつかまえようとしたとき、携帯電話が鳴った。


「はい?」


『純君、退院おめでとう』


「ありがとうございます、総監」


『ところで、今から学校に来てくれないかな?』


「私、制服着てませんが…」


『いいよ。とにかく急いで来てくれ‼』

ブツッ、ツーツーツーツー…


総監との電話はそこで切れてしまった。


「何だろ…?急いでってことは、車より走った方が早いな…。

じゃあリハビリがてら五割で…‼」


私は地面を強く蹴り、学校に向かって駆けだした。


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