いびつなカタチ


     夢



刺さる視線
顔を上げられなかった
捨てることで
何かが変わるのかと問う
僕の夢に君はいない
だけど君の力なしじゃ
きっと僕はここにさえ 
存在していなかった  


夢の中で何度君を壊して 笑い
夢の中で何度僕は息絶え 叫び
声にならない声を上げ目を覚まして
何度濡れた頬を拳でこすったんだろう
悔しい思い
僕を動かしてる



見馴れた街
遺してくモノないけど
厭きる程に通ったあの場所へと往く
独り溢す弱音晒し
埋まることのない隙間
流すことで消せるのならば
全てを呑み込んで


失うばかりの日々に慣れ過ぎていた
見失ってばかりで停止していたけど
そんな僕を何度も君が後押しする
君に魅せられた「後悔なき様」
僕の居場所
僕は離れてく  



覆う黒い影から逃げてばかりいた
あの頃の僕は切り刻み空に向けて
二度と…もう君を汚すことなどなき様
何も遺さずに
真っ直ぐ進む
痛む胸が僕を支えてる  


今はもう顔上げて歩いて往ける 君が
前に進む強さを教えてくれたから
いつか僕だけの居場所掴んだら
君に
その時は伝えたいこの声で…
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