大切な人
しばらく黙ってたと思う


ただ黙って見つめあってた


『……アヤちゃん』


口を開いた白石さんは私の名前を呼ぶと


私を引き寄せて抱きしめてくれる


『アヤちゃん……そんな可愛い事ばかり言わないで』


『………』


『俺だって我慢できなくなる』


『……我慢してるんですか?』


「アヤちゃん鈍感だから」って笑った白石さんは優しくキスをしてくれた


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