少女aの場合
.



「……生徒会長?」


きっとそうだ。


声しか聞いてないケド。

…生徒会長からの話。


周りからの視線が嫌で

ずっと顔伏せてたから

すごく澄んだ声だったし、

出てきた瞬間会場の空気変わってたし…

この学校の………


一番、頂点(ウエ)



「はい」


と、彼は落ちた手紙を拾ってくれた。

ほほえむ顔はまさに

王子様だ。



「あ、ありがとうござい」

「君、今日から生徒会ね。」



…………………………………………………え?

間髪いれずに、

ナンカ、イワレタゾ?


「はーい各自下校してー」
「速やかにな。」

と綺麗な人と可愛い人が
生徒たちに言うと

ゾロゾロと人が減っていく

「君はこっちね。」

「え、あ、ちょ」



な、何が起こってるんだ……?


.
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop