Sweet*Lover…

…ってゆーか!!


あたし、天宮くんの家知らないよっ!


あたしのバカ…。


しかし、よくプリントを見てみると、先生が書いたと思われる簡単な地図が書いてあった。



「…い、行ってみよう…」



あたしは、こぶしを握り締めて呟いた。


そして、地図の通り歩くこと15分。


あたしは何とか天宮くんの家…というか超立派なマンションにたどり着いた。


とりあえずエントランスに入り、キョロキョロしながらもエレベーターに乗り込んだ。



「702…ってことは、7階…?」



エレベーターの「7」の数字を押した瞬間、エレベーターをゆっくり動き出した。


そして、静かに7階で止まり、ドアが開いた。
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