学園スパイラル~夢と希望と正義とバカと~
「確信的なバカほど恐ろしいものは無い」

「はあ」

 そんな真剣な目で言われても。

「腕の強さもハンパねえ」

「あいつが?」

 体も大きい訳じゃないし、強面でもないのに強いと言われても半信半疑だ。

「奴の親友の健ってやつは、柔道や空手の地区大会でもいつも優勝候補なんだが、最終的なところは匠が教えてるらしい」

「は? じゃあ、あいつも有段者なのか?」

「いんや。あいつは何の段も持ってねぇ。オヤジの影響でマーシャルアーツが出来るらしいが」

「へ、へええ」

 ますます解らない。隼人の眉間のしわが深く刻まれていく。
< 43 / 90 >

この作品をシェア

pagetop