ビターな彼に夢中[短編]
『えっ?ちょっ…』


私も急いで歩き出す。



そっかぁ。


気持ちバレてたんだぁ…


1人パニクっちゃって
恥ずかしいな。


へへ…(照)




マサトは私を家の前まで見届けると

『じゃ。』


と言って帰って行った。


私は、ありがとう~!と
マサトの背中が見えなくなるまで手をふった。





お母さんがお風呂を用意してくれてた。


私は熱い湯船につかる。


冷えた足の先がジーンとほぐれてく…


気持ちぃ…


のんびり鼻唄を歌っていると、
ひとつの疑問が沸いてきた。



そういえば私
告白したんだよね?



マサトの返事
聞いてないよね?



どうしたら良いのかな??


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