ビターな彼に夢中[短編]
それから数日
智也くんからはメールも電話も来なかった。


本当に…別れたんだ…


私は毎日、後悔ばかりしていた。


胸が苦しくてご飯も喉を通らない…


景色もまるで
モノクロを見ているようだった。


思い出すのは
優しい智也くんだけ…


楽しかった智也くんだけ…


毎晩、涙が溢れた。

なんで別れるなんて言ったんだろぉ…


智也くん…


逢いたいょ…



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