秘密の彼氏
再び…
「愛美!昨日どうしたの?塾休んで」


翌朝、学校へ行くと、美咲が心配していた。


まさか、竜二に会っていたなんて、言えないし…。


「うん。ちょっと…」


何と言えばいいか分からずに、曖昧に答えてしまう。


「愛美さ、授業中もボーッとしてたし、体調悪い?」


勇真も、心配そうに言ってきた。


「ごめん、心配かけて。ちょっと、頭痛かっただけ」


なんて、嘘をつくのも心苦しい。


でも、正直、今は勉強どころじゃない。


竜二や、柚や、高志くんに会いたいって、そればっかり。


< 38 / 152 >

この作品をシェア

pagetop