秘密の彼氏
それでも…好き
ヤクザ…?


一瞬、頭が真っ白になった。


そんな私を見て、竜二は目をそらす。


「だから、本当は愛美みたいな子を、巻き込んじゃいけないんだ」


ああ、そうか。


だから、“ごめん“て…。


「さっき、ジンて奴いただろ?あいつも、オレと同じヤクザの息子なんだよ」


「そうなの?」


通りで、今まで会った事がない雰囲気を持っている人だと思った。


「柚や高志も、みんな一緒なんだ…」


竜二の告白に、私は言葉が出なかった。


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