1分と31秒のとびら。
電柱の下を通るたび、外灯が私たちを照らす。
明るい、暗い、明るい・・・の繰り返し。
明るい場所って安心するけど、実はすぐ先は真っ暗で、でもその真っ暗な中を進まないと明るいところには戻れない。
だけど、暗い場所に行くには勇気がいる。
由紀に本当のことを確かめられないまま、家の前で自転車が止まった。
とりあえず降りたけど、由紀の方を上手く見ることができない。
「明日、2時に、図書室で」
短い言葉を残して、由紀はいなくなった。
明るい、暗い、明るい・・・の繰り返し。
明るい場所って安心するけど、実はすぐ先は真っ暗で、でもその真っ暗な中を進まないと明るいところには戻れない。
だけど、暗い場所に行くには勇気がいる。
由紀に本当のことを確かめられないまま、家の前で自転車が止まった。
とりあえず降りたけど、由紀の方を上手く見ることができない。
「明日、2時に、図書室で」
短い言葉を残して、由紀はいなくなった。