SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~
「そう言う事。 鉄兄どれだけ心配したと思ってるのよ… バカ…」
睨みつけていたと思ったら急に泣き出した。
「美羽… 」
大輔の前では、幸子の前では駆けよる事の出来ない俺がいる。
「鉄也!! 泣かせたままでいいの?? 美羽ちゃんあんたが居なくなった日から毎日のようにここに来て、大輔に話しかけてたのよ!!」
「…… 」
「あんたは絶対ここに帰ってくるからって。大輔の世話まで手伝ってくれて… あんたはいったい何がしたいの?? 逃げて何か見つけたの?? 答えなさいよ鉄也!! 」
「美羽… 俺は… 」
忘れようと必死だった。
美羽の事を…
それなのに美羽は… 俺を待っていた。