ウラコイ2 銀幕の旦那様
「俺は羨ましかったんです。美帆さんにあんなに心配されてる槌谷さんが…。何かすいません、」




「いいよ…。私も美帆に甘えてたのかもしれないな、美帆がいるから…何があっても大丈夫だって。でも…いつまでもそんな事は出来ないとも思ってた…」


いつまでも 同じ気持ちでいられない



大事な友達がいて


けれど愛する人ができた時
その人の一番でありたいとおもうのは当然で…


きっと美帆もたくさん考えて出したんだろう



一番はやっぱり彼だ…と





「…少し寂しいけどね、美帆だって幸せにならなきゃいけない。あたしは本当の意味で美帆を幸せには出来ないから…。美帆をよろしくね、友人として」




「……はい」




「あたしちょっと散歩してくるね。なんか火照っちゃった…、」




工藤君は分かりましたと手を振った












海のほうに行き砂浜を歩いた



真っ暗というよりはうっすらと明るい





「静かだな…。」











「…ひとりでなにしてんだよ。危ないよ…」




「…あれ、翔太君。抜けてきたの?」



かすかにアルコールの匂いがした


ざっざっと砂浜を歩く音がする


「もう飲みたくなかったから…。酔いさますとか言って適当に出てきた…」

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