ウラコイ2 銀幕の旦那様
「…出産した後すぐ仕事を再開したの。オファーを受けていた、一宮監督の映画にも出演した…けど私は子育ても両立していきたかったから仕事はほどほどにして欲しいと事務所に頼んだのよ、」
でも…
「子育てしたいからって…美麗、こんなに仕事がきてるのに何を言ってるの?」
マネージャーは言った
マネージャーも人事異動で
別の人になってしまった
やり手の敏腕マネージャーに…
私は正直苦手だった
仕事が増えて、好きだった
女優の仕事も出来る
けど何か違う気がした
家に帰ったら(潤さんと住み始めた)
みちるが泣いていた
「おぉ…よーしよし、お母さんだよ、」
「あぁ母さん…みちるがごめんね…」
昼は母さんに来てもらっていた
ちょうどその頃 母さんはお店を休んでいたから…
「あなたがいない時はめったに泣かないんだけど、あなたから帰ってくるって電話がきた途端泣き出すのよ…」
「…そう、よしよし」
私があやすとみちるはぐずるのやめ
キャッキャッと笑い出した
「美麗の小さい頃にそっくりね」
「ただいま~、美麗、お義母さんすいません…」
玄関から潤さんの声がした