いじわる教師といじっぱり生徒
「っあれ?翔さん450円なのに300円しか置いてってないよ??」
ふと目に入ったドリンクのメニューを見て言うと、先生もそれに目をやった。
「本当だ。」
「まぁでも…150円くらいいっか。」
「“くらい”ってなんだよ、“くらい”って。150円が泣くぞ。」
150円が泣くって…
「金の切れ目は縁の切れ目だからな。翔には悪いが後々利子付きで取り立ててやる。」
「ははっ!翔さん可哀想。」
縁の切れ目――ってことは、先生翔さんと離れたくないってことじゃん。
素直じゃないなぁ、まったく。
「先生素直になりなよ?」
「何の話だよ。」
「うーん…先生が素直じゃないって話。」
「はぁ?萌香よりは素直だよ。」
「私のが素直だよ!!!」
「そんな必死になって、やっぱり萌香はガキだなぁ…」
はい!?
だから、先生と私は2歳しか変わらないんだってば…!!