いじわる教師といじっぱり生徒
亮太は冗談だって言ってたけど、それにしては亮太の表情がおかしかった気がする…。
でもまぁ、本人が冗談って言うんだったら、そうなんだろう。
「だけど、冗談にも限度ってものがあるよね…って、ヤバい!先生の高校行くんだった!!!」
亮太のせいで完全に吹っ飛んでいた。
時計を見ると4時を過ぎている。
「うーん…微妙だぁ…。亮太のばか。」
だがしかし、こうなったらなんとしてでも間に合わせなければならない。
体育祭の100メートル走では学年でワースト3位という輝かしい成績を残したこの足で、私はひたすら走るしかなかった。