恋の教習所
校舎の一階にある更衣室。
女性用と男性用が並んでいて。
ちょうど向かいの教室では入校式が行われていた。
私は村田さんと一緒に二階の事務所から更衣室へと階段を下りていった。
「で・・・・・今日から・・・。」
この声・・・谷川教官だ。
今日の入校式の担当なんだなぁ、なんて思いながら更衣室へと入った。
村田さんもお弁当みたいだ。
「村田さん、それ自作?」
気になったことを聞いてみた。
・・・・・だって、私のお弁当はお母さん作。
自作って言われたら、なんだか私料理が出来ない人みたいだし。
「え、違うよー。お母さん。」
ホッと一安心。
「よかったー。私もお母さん作。自分の為に作りたくない~。寂しいもん。」
なんかそんな気がしている私。
一人暮らしとかで必要とあれば頑張るんだけど。
「じゃあ、誰の為なら作るの?」
そんな質問されても・・・・・私答えられないよ。
向かいの教室で入校式している人ですって―――――――
「え~。結婚したら頑張る。」
こう答える、しかないよ。
私がおかずのレタスをバリバリ食べていたら村田さんが聞いてきた――――――――――――
「ねぇねぇ、一ノ瀬さん。この学校でカッコイイ人いる?」
きた!!!この質問。
どうする、私。
女性用と男性用が並んでいて。
ちょうど向かいの教室では入校式が行われていた。
私は村田さんと一緒に二階の事務所から更衣室へと階段を下りていった。
「で・・・・・今日から・・・。」
この声・・・谷川教官だ。
今日の入校式の担当なんだなぁ、なんて思いながら更衣室へと入った。
村田さんもお弁当みたいだ。
「村田さん、それ自作?」
気になったことを聞いてみた。
・・・・・だって、私のお弁当はお母さん作。
自作って言われたら、なんだか私料理が出来ない人みたいだし。
「え、違うよー。お母さん。」
ホッと一安心。
「よかったー。私もお母さん作。自分の為に作りたくない~。寂しいもん。」
なんかそんな気がしている私。
一人暮らしとかで必要とあれば頑張るんだけど。
「じゃあ、誰の為なら作るの?」
そんな質問されても・・・・・私答えられないよ。
向かいの教室で入校式している人ですって―――――――
「え~。結婚したら頑張る。」
こう答える、しかないよ。
私がおかずのレタスをバリバリ食べていたら村田さんが聞いてきた――――――――――――
「ねぇねぇ、一ノ瀬さん。この学校でカッコイイ人いる?」
きた!!!この質問。
どうする、私。