ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
悩んでいる間に、電車は結城くんがいつも乗ってくる駅に到着した。


窓の向こうに、結城くんの姿が見えた。


……!!


思わず電車から飛び出し、結城くんの前に立った。


私を見て驚いた表情をする結城くん。





「あっ……あの。あの」


ダメ!“あの”しか言えない~っ!


慌てふためいてる間に、結城くんは首を傾げ、私を通り越して行った。


うそ。こんなんじゃ……一生結城くんに話しかけれないよ!





「今日はどうもありがとうございました!」


思いきって振り絞ったその声に、結城くんは軽くこっちを振り向いた。



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