ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
早く駅に着かないかな……。


「あのっ」


「え?」


「用事思い出して。……じゃあっサヨナラ」


用事って何だよって自分に突っ込みつつ、立ち上がった。


そして急いで、隣の車両へと駆け込む。


……ふぅ、危なかった。


うわ、まだこっち見てる。


南無三……。


5両目でも追ってきそう。


更に隣の車両、4両目へと歩いて行く。


……ここまでくれば大丈夫だよね。


空いてたつり革につかまり、ため息をつく。


あーあ、結城くんがいればこんな事にならなかったのに。


今日はどこ行っちゃったんだろ。


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