僕、ギャルと付き合います。
信樹はそう言ってニヤリと笑ってるけど、俺にはいまいちその意味が理解できずにいた。


利佳子さんが女になる時?

イヤらしくなる時? 
それとも甘えたりってことか?

利佳子さん・・・


俺は真剣に仕事に取り組む利佳子さんを眺めていた。


頭が良くて、仕事ができて、美人でスタイルも良い。
ちょっと私様なところがまたいい。

やっぱり俺は利佳子さんが好きや。


女になる時とか、よくわからんけど、
俺はただ、今の利佳子さんが大好きなんや!

絶対、利佳子さんをその気にさせてやる!


俺は改めてそう心に決めると、デスクに向かい仕事を始めた。





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