《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
「何? 突然……」



ついつい構えぎみのぎこち
ない声で聞き返すと、貢は
『いいのか?』って感じで
目で尋ねてくる。



「ま、まぁとりあえず聞く
くらいはかまわないけど……」



結局あたしは他の仲間とは
別れ、貢と一緒に別の
テーブルに移った。



貢はもう食事は済んだ
のか、コーヒーだけを
買って席に座る。



あたしの分も買ってくれて
それをトンとテーブルに置くと、



「時間も限られてるから、
とりあえず食べながら
聞いてくれたらいい」



「あ、うん」



とはいえ、あたしだけが
パクパク食べるなんて
ちょっと抵抗あるけど。
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