ツンデレ彼氏とツンデレ彼女
わたしは浮かれすぎていて授業なんて聞いていなかった。
だって、ず~と好きだった優斗君くんからの手紙なんだよ?浮かれないはずないじゃん。
だから、何回先生に怒られたかも覚えてないし、なんの授業を受けていたかもおぼえてないいわけです。

そうして昼休みになった。

「心優~、一緒にお昼食べよ~。」

「うん」

夏帆とわたしは一緒に屋上に向かった。
そういえば、夏帆に優斗くんの事話してなかったなぁ。
あとで話さないと。

夏帆がドアを開けて屋上に出た。

「やった~、先客いない~。」

屋上には誰もいなかった。
よかった~、誰かいるといろいろ話せないからなぁ。

「はいはい、早くお弁当食べちゃお。」

夏帆がそう言ってナフキンを広げていた。

わたしも早く準備しないと!!

 
 
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