見てる


”今日は天気がいいなあ”

外に出てみることにした


庭を少し歩いていると自分の病室の窓が見えた。


あれ?
誰か見てた?



窓から誰かが見てたような気がしたが
気のせいにした。そうしたほうがいい。





寒くなってきたので戻ることにした
病室に戻る足が重い、、

中に入るとやはりカーテンは閉められていた。









夜になり寝る準備を済ませ、目を瞑った。



はっ!!
目を開け周りを見る

やっぱり誰かが見てる、、



おそるおそる横を向く









!!!!!








カーテンの下からおばあさんが
楽しそうに笑いながら
こちらを見つめていた







次の日隣のベッドは空いた昨日の夜、ベッドから落ちて頭を強く打って亡くなったらしい







じゃあ、私が見た時の顔は
死んでいたんだ、、、









< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop