心の薔薇.
「秀雄…ありがとう…。。」
リリアは俺に近づいてきて、そう呟いた。
「いや…怒鳴っちまって悪かったな。」
「私…秀雄の護衛役失格だね…。」
「何言ってんだよ…んなわけねぇだろ。。」
「なぁっ!見ろよっ…!!」
カーアがそうさけんだ。
俺は、呼吸を整えながらカーアが指さす方向に目をやった。
「……道が…。。」
竜巻があった道はサソリがいなくなり、ただの砂漠の道になっていた。
「…今のうちに行こうっ…!
…秀雄、まだ走れるか…?」
「あぁ…余裕だ…!」