いつまでも君を見ている
「もう1人、生徒会に入れたいと思います」

5人も居れば十分でしょ。

「2年1組の……」

あ、私のクラスだ。

「篠田 未菜さんです」

絶対に笑ってる。

見えないけどさ。

なんとなくわかる。

あり得ない。

「はぁーーーーーーーーーーーー!!!???」

私の叫び声は、校内に響き渡った。














「はぁー……」

「何ため息ついてんの?」

「だってさぁー……」

朝会が終わって教室に戻っている途中、ため息をついた私に話かけてきた。

生徒会とか面倒くさそう。

「むしろラッキーじゃん。いいなぁー」

藍はイケメンに目がない。

まぁ、世間で言ったらあの5人は“イケメン”って言うだろうけど、別に……普通のような気がする。

「どこが………」
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