いつまでも君を見ている
体育着に着替え、体育館へ。

藍とわかれて私はステージにあがる。

体育館を5周。

準備運動。

補強。

ダッシュ3本。

いつもと同じだった。

対人パスや、レイアップシュートを1分間やり、すぐに試合が始まった。

2試合目に入るとき、いきなりクラスメイトが声をかけてきた。

「ねぇ!バスケできない?」

「え……?」

「元々4人だったんだけど、1人けがしちゃって。相手チームも4人だし、女子2チームしか無いから。ダメ?」

私は、しばらく考えた結果、試合に出ることにした。
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