いつまでも君を見ている
ダンダン……

大きな足音が聞こえ、突然玄関の扉が開いた。

玄関には女性が立っている。

「……未菜……?!」

中から出て来たのは義母さんだった。

「義母さん……」

「そうやって、呼んでくれるのね…」

義母さんは目に涙を溜めて、私を抱き締めた。

私より背のでかい義母さんは私をすっぽり包みこんだ。

「……ただいま……」

「………おかえり…!」

義母さんの胸の中で、私は静かに目を閉じた。

「さ、入りなさい。お父さんも、中に居ますよ」

「うん……」

義母さんに誘導されて、リビングに行く。

「…未菜…」

「お姉ちゃん……」

「……ただいま」

「おかえり……!!」

今だけ、家族の温もりを感じたよ。
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