いつまでも君を見ている
職員室についた私は放送を流した空手部の先生のところへ行った。
「なんですか、先生」
「ああ、篠田。これ」
先生が渡してきたのは試合の組み合わせ表。
私の名前を探す。
別に不思議なところはない。
「これが、どうかしたんですか?」
「……一回戦の相手、こないだの試合で準優勝した奴だ」
「……」
「なんですか、先生」
「ああ、篠田。これ」
先生が渡してきたのは試合の組み合わせ表。
私の名前を探す。
別に不思議なところはない。
「これが、どうかしたんですか?」
「……一回戦の相手、こないだの試合で準優勝した奴だ」
「……」