コンビニとヤンキーと妄想姫

向き合うという事




  忘れてた…私家出中だった。



  「…ん…どうしようかな」


  「俺も勉強の事言われたらさ
   確かにやる気なくすけど
   …うーんお母さんって。
   しつこいけどそれは俺らの
   事心配してくれてるからで
   俺だって親はなんか
   反抗しちゃうけど...。
   大人はきっとそういう物
   なんだよ。」



  龍二って案外考えてる。


  ちゃんと向き合ってるんだな

  私はどうなんだろ?



  「逃げないで向き合うのって
   案外難しいよな
   恥ずかしいしイライラする
   でもたまに向き合わないと
   だめなのかもな」



  「うん...ちゃんとね」



  私が真剣に相槌を
  うっていると…



  「ふっ…あははw」



  突然龍二が笑い出したw
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