【短】天気神
気づかれた!!
「……なんでしょう大神様。」

私と子宝神は大神様の前へと向かう。


「……騙せると思っているのか?」


「「………」」


「天気神…お主、人間に…隼人という者に惚れているだろう?」


「……いえ、決してその様なことは…」


「先程の会議で明日を雨にすることをためらったのは、その隼人という者がデートをするから…であろう?」

何で大神様がデートのことを…!?


「なぜ知っている…という顔だな。私は大神だ。全てを司る者。

お前には天気に関する願いしか入ってこないが、私には全ての願いが入ってくる。」
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