恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「うん。じゃあ、ココでゆっくりしようね」

髪をそっとなでると、当麻くんは気持ちよさそうに、そっと目を閉じた。

安心した表情で、大人しく膝の上に転がってる。

しばらくそうしてると……当麻くんの口が、軽く開いた。

あれっ、もしかして、寝てる?




頬をツンツンしても、ビクともしない。

そのうち、口を動かしムニャムニャとなにか寝言を言ってる。

かわいすぎる……。

こんな無防備な姿って、普段見れないし、今日はかなり得しちゃった!?

こうやって安心して眠ってくれてるのをみたら、

私も安心するよ。



――ザザーッ。

波の音だけが、響く中

当麻くんを膝に乗せたまま、

私もいつしか、深い眠りに落ちていた……。









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