恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
次の日の朝、目が覚めると、

当麻くんが私のとなりで、小さく寝息をたてて寝ていた。



昨日の夜の出来事を思いだして、幸せな気持ちになる。

薬指に、しっかりとはめられている指輪。

……夢じゃないよね。

当麻くんと、将来の誓いを立てた証。



これがホントに婚約指輪になる日がくるなら……

嬉しいな。

眠っている当麻くんの頬に、そっとキスを落とす。




相変わらず形のいい輪郭の顔に、通った鼻筋。

肌もキレイだし、睫も長いな~。

自分の彼氏ながら、整った顔立ちにホレボレ。

これが、起きてると……

もぅ、チョーカッコいいんだよね。

あはっ、ニヤける……。




「……さや?」

私が動いたから目が覚めたのか、当麻くんもうっすらと瞼を開けた。

「おはよ。……よく眠れた?」

「んー。まぁまぁ、かな。さやは?」

「グッスリ寝たよ?」

「だよな。昨日、かなり激しかったし? ……ククッ」




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