恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「違いますー」

「ったく素直じゃねぇな。女は素直が一番だぜ?」

「……ルイに妬いてるんじゃなくて、悠馬くんの話してるんでしょ?」

「ハハッ、そーでした。ま、悠馬もネコみたいなもんだ。

気まぐれで懐かないと思ってたら、実は寂しくって、コッチがムシしたら擦り寄ってくる……」



なに? じゃあ私がムシしたら擦り寄ってくるってコト?

……想像して、ゾッとした。

ヤダヤダ。

別に、悠馬くんに懐かれたいワケじゃないし。



とにかく当麻くんと私の邪魔するのだけは、やめて欲しいんだよね。

「さやがそんな気になんなら……今日オレから悠馬に注意しとくわ」

「ホントに!?」

「あぁ。ま、オレは直接聞いたわけじゃねーから、悠馬がどういう言い方したかわかんねぇけど。

一応、クギ刺しとくわ」

「……ありがと」





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