恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ハハッ、冗談だろ。引きずってでも連れてくぜ?

なんてたって、お楽しみの夜が1、2、3日間……」

「もうっ。ヘンな言い方しないでよね?」

修学旅行は3泊4日だけど、毎晩会えるかどうかもわかんないんだから!

当麻くんの背中を叩くと、はしゃぎながらイスから立ち上がり

「歯磨いてくる」

って言って、ダイニングから消えて行った。



……もぅ、当麻くん朝からはしゃぎすぎだよ。

まだ5時台なのに、もう既に頭が働いてるのがスゴい。

私なんて……まだ眠い。

っていうか、ココにお布団あったら、今すぐにでも2度寝できちゃう。



「さやさん。眠たそーっ。修学旅行行きたくなかったら、

オレが代わりに行ってやるけど?」

そうだ、早起き得意なコが……ココにもいた。

朝から元気、私にイジワル言う気満々の悠馬くん。



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