まどろみの淵にて~執事ヒューマノイドの失われた記憶~
それから、この部屋に見覚えがないこと。私の寝泊まりする部屋は確かに同じくらいの広さであったが、こんな作りではなかったはずだ。
ここは、お屋敷ではない別のどこかだ。
明かりのスイッチが、覚えのある場所と同じところに据え付けられていたので助かったが、こんな見知らぬところにいつまでも寝泊まりする訳にはいかないだろう。
早くお屋敷へ帰らなくてはいけない。