涙が愛しさに変わるまで
「なぁ、勇樹ー。」
――ドキッ。
勇樹君を呼ぶ修の声に胸の奥がキュンキュンした。
自分が呼ばれてるわけじゃないのにね。
でも、誰も知らない。
修に名前を呼ばれる度に胸の奥がギュッと苦しくなる。
ドキドキしてどうしようもないほどに君しか見えないようになる。
「お前、何ぼーっとしてんねん。」
「えっ!?」
私の机の上に顎を置いてしゃがんでいる。
うわうわうわぁ……。
かっこいい……。
は、鼻血が出そう!!