好き、だよ。

そう言って、美海のもとを離れたのだが……


あたしの買おうとしていたものが、残り1つになっていた。

「あッ!!!」

誰かに…取られた。。。


あたしの“あッ!!!”の声が予想以上に大きかったらしく

周りの人がみんなこっちを見た。

もちろん、最後の1つを取った人も。

< 7 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop