電波恋愛

「須神君一緒のクラスだねー！」

女子達の群れがやってくる。

蓮に向かって。

私は非難するため自分の席を探した。

一番窓側の席。

苗字がわ行でよかったって思う瞬間だ。

今日も外をぼーっと見ながら先生の話をぼんやり聞き、

あの人の事を思っていました。



すぐに帰りとなり美優のいるC組へ。

「美優ー！一緒に帰ろうー！」

「うん！帰ろうー」

「蓮も早くー！」


いつものように帰る。

途中で美優と別れ、

蓮と二人になる。

この前の気まずい雰囲気はなんだったのだろう？